
こんにちは、手帳のGAKKO理事長の 菱田紗絵子です。
さて、突然ですが、 今日からちょっと、特別なメールを
10日間連続でお届けしていきます。
今日より10日間にわたって、 お届けするのは全て実話。
ここ数年のうちにわたしのまわりで起きた、 「彼女」たちの物語です。
彼女たちに共通するキーワードは、 「夢中」。
なぜシフトが起きたのか。
夢中をひらいた先に、なにがあるのか。
果たしてそのカギとは?
ぜひ、それぞれのストーリーから、 感じ取っていただければ 嬉しいです。
それでは早速、最初の 「彼女」のケースをご紹介しましょう。
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彼女に初めて会ったのは2019年11月、秋の終わり。
そのお腹には赤ちゃんがいました。
「方眼ノートに興味があって、検索しました」
と言う彼女との出逢いは、そう、
方眼ノート1DAYベーシック講座でした。
印象は、かわいらしいけれど芯のある、という感じ。
方眼ノートを1枚書き上げて、
「わたし、絵本を作りたいんです!」
そう笑った顔を見て、彼女の夢が叶うといいな、と思ったのがついこの間のことのようです。
それから、それからです。
そう、気がついたら、2020年の訪れとともに、彼女の快進撃は始まっていました。
数ヶ月後、彼女は
「絵本、作りました!見てください!」
そういって、
完成した可愛い絵本を見せてくれました。
可愛い我が子のために、絵本を作るママ。
こんな風に愛されて育つ子どもは
幸せだな、とほっこりしたのも つかの間。
それから彼女は今年の目標、としてあげたいくつかのことを、続々と叶えていったのです。
たった数ヶ月で
(3ヶ月だったかな)
「今年の目標が全部叶っちゃいました!」状態になり、そのころ出産。
学年こそ2つ違いですが、
ほぼ年子のような2人の子育てをしながら、
彼女は次々と仲間を増やしていきます。
自分の専門分野の仲間に呼びかけて始めた勉強会、
勉強内容をまとめてYoutubeデビュー、
10min FOCUS Mapping®のインストラター資格取得、
「わたしお金が大好きなんです♪」とにっこり笑って仲間と立ち上げた、家計簿の会。
そして、ついに彼女の「イラスト」が注目され始めます。
実は、彼女は美大出身。
絵を描くことをしごとにすることは、かつてあきらめていた夢でした。
今、彼女の元には「これ作ってくれない?」「これ書ける?」
そんな以来が連日のように、やってきます。
「まだ勉強中なんで」そう謙虚に答えながらも、爆速でしごとを仕上げてくれる彼女。
たとえば午前中にミーティングで、
「こういうチラシが作りたいんだけど・・・・」
そんなお困りの声が上がったならば、
終了後お昼にすぐに連絡をとり、夕方に仕上がるという
クリーニング屋のスピード仕上げも真っ青(笑)の、彼女のスピード感。
イラストだけでなく、細やかな事務処理やサポート業務も得意な彼女は
「この人の役に立ちたい!」と思ったら、即行動。
自分でプレゼン資料をつくってきちんと自分で売り込みまでできるように。
夢中の扉をひらいたら、人はこんなエネルギーで進んでいくのかと、見守るわたしも驚くほど。
そんな彼女にこの間、聞いてみました。
「一番おおきな変化の『きっかけ』ってなんだろう?」」
するとこう、答えてくれました。
「おおきな『きっかけ』は、
やっぱり手帳の会に入ろうって
決めたことだったとおもいます!
(※手帳の会は『手帳のGAKKO』の
以前の名前です。)
手帳の会というコミュニティに入ったから、自分の夢を追いかけたくなっていました。
というか、どんどん目標が叶っていくから、諦めて忘れていた夢も思いだしてきちゃって。
あ!それ私がしたかったやつじゃん!
と、今なっているところです。」
メッセンジャーで送られてきたこの返信を読みながら、
涙で文字がにじみました。
人は大人になりながら、なにかを諦めます。
どちらかを選ぶとき、
置いてきたはずのもうひとつの道。
諦めた夢。
でも、それはもしかしたらそのときは一端置いておいたとしても
こうやって想い出すこと「さえ」出来ればきっとまた、そこにむかって
進んでいくことが出来る。
ニコニコ笑いながら、
爆速で夢を叶えていく彼女を見て、
とある人は「メロンパンナちゃんみたい」だと評しました。
たしかに、可愛くて強くて周りをメロメロにしていく彼女。
そして、彼女のこの強さは、
きっと「母」であることからも
生まれていると思うのです。
ママでも、地方でも
諦めなくて大丈夫。
諦めさえなければ。夢は叶う。
夢のど真ん中を、生きていこう。
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これが、CASE1 「育休中、夢中をひらいて
イラストレーターになった彼女」 のお話です。
どんなことを感じられましたか?
よかったら、どこかで 感想をお聞かせいただけると嬉しいです。
それでは明日はCASE2 「停滞中、夢中を
ひらいたら9人から『別人』と言われた彼女」 と
いうお話を、お届けします。
どうぞ、お楽しみに!
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