
さて、今日はわたしにとって
なくてはならない存在である
みなさんもご存じの方が多いかもしれない。
そう、あの「彼女」です。
∞・・・・・・∞
「紗絵子さんのパートナー募集について。
だいぶ出遅れてしまいましたので、
もう遅いかも、と思いましたが、
家庭のことがだいぶ落ち着いたことと、
やはり紗絵子さんと一緒にお仕事がしたい、
という想いが捨てきれなかったことから、
応募に至りました。
もし、まだ間に合うようでしたら
是非よろしくお願いいたします。」
2018年5月13日
時刻は深夜1:23
そのメールは届いていました。
このとき・・・本当に嬉しかった。
なぜか。
それは、紛れもなく
わたしの書いたラブレターへの
返信だったからです。
当時、彼女はわたしの手帳の会に
所属するメンバーさんでした。
手帳に関してはもう、
マニアの領域といって良いでしょう。
手帳の会に来ては、
惜しげもなく自分のもっている
知識をメンバーに伝えてくれる彼女。
毎月欠かさずやってくる彼女。
そんな彼女を見ながらわたしは
思ったものです。
・・・手帳の会、
この人がやったらいいんじゃない?
って(笑)
細やかで、物知りで、
それから情報収集能力が
抜群に高い。
わたしにないものを、
たくさん持っています。
だから実はわたしは、
彼女と一緒に
仕事がしたくて、
「お手紙」を書きました。
といっても直接届けたわけではなく
いつも書いているブログに
彼女をイメージしながら書いた、
ラブレター。
冒頭のメールは、
それに、数週間経って入った
お返事でした。
・・・待たせるな(笑)
あれから3年。
それからのことは、
もうあまり覚えていません。
それくらい、いろんなことを
してもらいました。
講座用のスライド作成、
経費の入力、
講演会の受付や司会、
メール対応全般、
結婚式の仕事前に、大事な資料の
印刷が間に合いそうにないところ
彼女の機転で事なきを得たり
「こんなことってできる?」と聞くと
いつも
「はい、できます」
「やってみます」
「探してみます」
そうやって、不可能を可能にしてくれる。
今のわたしがあるのは、
間違いなく彼女のおかげなのです。
そして、
過去のメールを確認してみると
改めてわかります。
手帳の会、手帳コンサル、
そして起業塾への入塾。
そうやって彼女が、一歩一歩
階段を上ってきてくれたこと。
彼女はただ、わたしの仕事を「手伝う」
だけでなく、
近くでわたしのサービスを受けながら
実際に学び吸収し、そして
「阿吽の呼吸」の使い手になったのです。
(鬼滅の刃風)
そんな彼女は、わたしの仕事を手伝いながら
着々と活躍のフィールドを広げていきました。
本業は
(どれが本業なの?という説もありますが)
実は産業保健師なので、
産業保健師のための学びの場を立ち上げたり、
個人事業主の事務サポートを引き受けたり
大好きな「手帳」がお仕事になったり
そしてついに、
「秘書養成サロン」を立ち上げることに。
彼女が夢中をひらいたのは、
いったい、いつだったのか。
振り返ってみると、
それはもう、たくさんのポイントが
あるのですが
一番最近で言えば
「方眼ノートトレーナー養成講座」を
受講したことではないかな、と
思います。
そうなのです。
わたしの初めての養成講座。
そこにも、彼女の姿はありました。
(ちなみに10min FOCUS Mapping(R)の
インストラクターさんでもあります)
「できる」人だからこそ、
人を育てるというときにも
こと細やかに、
あれもこれも・・・と
なっていた、という彼女は、
トレーナー養成講座を受けた後、
「講座の中身をがらりと変えました」と
教えてくれました。
そしてこれこそが、
きっと彼女のターニングポイントに
なったと、わたしは思っています。
できる人のところに仕事が集まる、とは
よく言いますが
そうやって集中した仕事を持ち前の
高い能力で処理しながらも、
時に、目の前の仕事に忙殺されて
いるようにも見えた彼女。
でも、あなたは
だれかの「お手伝い」だけ
している人じゃない。
もっとたくさんの人を
導いていく人だし
そして、育てる人。
わたしにはその未来が
ありありと見えていたから、
彼女をトレーナー養成講座に
誘いました。
トレーナー講座の最終日、
彼女は言いました。
「なんか、立派な
黒い革の椅子が見えました。」
それが、彼女の見た未来でした。
はじまりは、たった一通のメールから。
「紗絵子さんと一緒にお仕事がしたい」
ただその気持ちで
あの日扉をひらいた彼女は、
いつのまにか
わたしと一緒に、こんなところまで
来ていました。
そして、その先にはきっと
「黒革の椅子」が。
わたしは思っています。
その椅子に座るのは、彼女だと。
「誰かをサポートするのが好き」
という女性たちが、すでに
彼女の周りには集まっています。
家にいながら
子育てをしながら
それでも「秘書」として
働ける仕組み。
それが広がっていった先、
その世界は、いったいどれだけの
女性の未来を変えるだろう。
そう思うと、心から
ワクワクするのです。
今でこそ、わたしのクライアントさんで
知らない人はいない、そして
ファンも多い彼女ですが。
もう一度言いますね。
はじまりは、たった一通のメールから。
あのとき、彼女に向けて
想いを込めてブログを書いてよかった!
改めて、思います。
そして、
出逢ってくれて、ありがとう。
返信をくれて、ありがとう。
これからも、よろしくね。
心からの感謝を込めて。
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これが、
CASE3「混乱中、夢中をひらいたら黒革の椅子に座ることになった彼女」
というお話です。
いかがだったでしょうか?
明日は
CASE4「『でも』が口癖でも、夢中をひらいたら絵本講師になっちゃった彼女」
というお話です。
新しい一歩がなかなか踏み出せない
そんな方には特におすすめかもしれません。
それではまた明日、お便りしますね。
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