CASE4「『でも』が口癖でも、夢中をひらいたら絵本講師になっちゃった彼女」

「化粧直前でメール開いてよかったです(笑)」

そう、昨日の彼女から返信が届きました。

このシリーズ、
すでに「夢中シリーズ」と
呼んでくださる方もいて、

毎日たくさんのご感想が届きます。

本当にありがとうございます!

10名のなかに、きっとあなたに
よく似た「彼女」が登場すると思います。

どうぞ、楽しんでくださいね。

さて、それでは今日は

CASE4「『でも』が口癖でも、夢中をひらいたら絵本講師になっちゃった彼女」

というお話です。

∞・・・・・・・・・・・∞

「また菱田さんに会いたい病です(笑)」

何年か前、
そうやって連絡をくれていたかわいい彼女。

ちょっと彼女とわたしの関係は、その他のクライアントさんたちとは
「はじまり」が違います。

なぜなら彼女は、わたしの元職場の後輩。

会社員時代に、お客様を集めたコミュニティをつくったわたし。
(結局今につながるようなことを当時からしていました。)

そのプロジェクトを立ち上げたとき、

メンバーとして一緒に動いてくれたのが彼女でした。

年下で、素直で、そして真面目。

わたしの投げかけにいつも全力で答えてくれる、そんな子でした。

わたしが退社し、そしてほどなくして(かな?)
彼女も退社。

歯科衛生士の資格を持っていた彼女はそれを生かして働き始めました。

そして、個人的な連絡がくるようになったのが、2017年くらい。

それから、
たまに二人で会ってはお茶をしたり、

我が家で子どもたちを遊ばせたり

その間、わたしは基本的に彼女のお悩み相談(?)を聞いていました(笑)

「やっぱり菱田さんに会うと心の奥がちょっとシャンとします。」

そんなことを言ってくれるから可愛がり甲斐があります。

話題はそのときそのときで変化しましたが、

まぁ、たいていいつもなにかで悩んでいました(笑)

そして今でも忘れられない

最大といってもいいかもしれない、彼女のお悩み。

それは、

「気になる資格を取得するかどうか」

というものでした。

もうね、それはそれはすごかったですよ(笑)

「でも、家族に反対にされるかもしれないし・・・

でも、やってみたい気持ちはあるんです。

でも、資格とっても講座とか開催できるかなって思って・・・

でも、やりたいんですよ。

でも、お金もけっこうかかるし・・・

でも・・・」

まぁ、とにかく!!

「でもでも」言うのです。

面白くなっちゃうくらい(笑)

「でも」(笑)彼女はついに心を決めるんですね。

きっと最初の一歩は、ドキドキしたと思います。

講座を受けて、資格を取得したところでいっ
たい誰が受けてくれるのだろう。

ブログを書いているわけでもないし
インフルエンサーでもないわたしのところに
どうやって受講生が集まるだろう。

そう思っていたのだと思います。

そして悩みに悩んで、彼女が資格を取ったのは、2019年のこと。

結果、どうだったか。

2020年7月に、彼女はその年をこう振り返りました。

「今年を振り返ってみたら、2級講座を全部で5回、開催できてました!」

そしてそれだけじゃない。
彼女はその年、以前勤めていた職場でも
絵本講師としてお仕事をすることができました。

そう、

彼女が選んだのは
「EQ絵本講師」という道。

認知のない状態で、

なぜ彼女は取得した講座を次々に開催できたのか。

その理由は大きく分ければ、2つあります。

ひとつは、

彼女が「コミュニティ」に所属したこと。

そして、「口コミ」が起きたことでした。

2019年にオープンしたわたしのオンラインサロンに、彼女はメンバーとして
入ってきてくれました。

もともと
「素直で、そして真面目」な彼女ですから可愛がられないわけがないんですよね。

サロンの中で、彼女の挑戦をわたしも応援していたし

それから、みんなも応援していました。

だから彼女が資格を取った時にはなんだかもう、わたし自身もそして他のサロンメンバーも

「他人事じゃない」そんな気分でした。

そして、実際に講座も素晴らしかった。

だから、わたしも当時ブログで紹介しました。

サロン内でもけっこう彼女の話題を口にしていたと思います。

だってね、わたしは知っていたんです。

「でも・・・でも・・・」

とあんなに言っていた彼女が

「でも」を封印して
未来を見て進み始めたこと。

講座の前はドキドキしながら準備をして毎回全力出しきっていること。

そんな子を、応援せずにはいられないでしょ?

そして2020年。彼女にはもうひとつ嬉しい出来事が訪れます。

新しい命を、授かったのです。

今わたしは、彼女から英語の絵本講座を受けています。

体験講座を合わせると、全6回ある講座。

もちろん講座の内容も楽しいけれど
月に1度、、彼女や一緒に受けている大好きな仲間、

それから毎月すくすく育っている彼女のベビーに会えるのが

今はとても楽しみです。

(あと、とにかく笑いが絶えない講座です。いろんな意味で笑)

もし、あのとき彼女があきらめていたならば。

今とはきっと、まったく違った「今」が訪れていたのだと思います。

それもそれで、きっと穏やかで幸せな日々だったかもしれません。

でも、もし彼女があのまま

「でもでも」と言い続けていたら・・・?

そう考えると、

本当によかったね、と言いたくなります。

彼女は、わたしの講座もたくさん受けてくれました。

オンラインサロンに入り
手帳の会に入り
スマイルトレーニングも受けてくれたし
方眼ノートも手に入れてくれた。

そうそう・・・・

ちょっと長くなっちゃいますが

最後にとても感動した話をもうひとつ。

最近ね、彼女からメッセージが届きました。

「シニアインストラクターの受講を案の定迷ってて。。(笑)でもたぶん今しかない!

よーし、またパワーアップします」

そのメッセージと共に届いたのが

紙1枚。

そう、1枚の方眼ノートでした。

「菱田さん菱田さん」と言っていた彼女は

今もやっぱり迷っています。

悩むことだってあります。

でも、もう彼女は「紙1枚」で自分の力で扉を開いていける。

それがわたしにとっては
何よりの喜びです。

Kちゃん、たくさんの喜びをわたしに与えてくれてありがとう。

いつだって一生懸命なKちゃんをこれからもずっと応援しています。

・・・・・・・・・・・・・・・

これが、

CASE4「『でも』が口癖でも、夢中をひらいたら絵本講師になっちゃった彼女」

というお話です。

いかがだったでしょうか?

彼女が抱いていたようなお悩みは
本当に「あるある」なので、
共感できた方も多いのではないでしょうか。

感想などあれば、
ぜひお聞かせください。

さて、明日は

CASE5「思い通りにならない人生、夢中をひらいたら35歳からの人生が思い通り過ぎる彼女」

というお話です。

彼女のことも書いたら泣いちゃうなぁ。

本当は10名なんかじゃ収まりきらないほど
変化している方はたくさんいますが

その中でも!その中でも!!

という方を厳選してお届けしているこのシリーズ。

毎日泣きながら書いて、
それから読み返しては泣いている
わたしです。

(泣き虫か)

それではまた明日、お便りしますね。

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