CASE5「思い通りにならない人生、
夢中をひらいたら35歳からの人生が思い通り過ぎる彼女」 

「職場でうっかり読んでしまって、
ウルウルしながら 歯科の仕事をしていました。

でも(笑)
ふと気がついたのですが、

「でも」が出てこなくなった気がするんです。

封印した覚えはないのですが(笑)

これはもうサエコさんをはじめとする
みなさまのおかげです。

本当に。。

夢中を見つけて 迷走しながら
みなさんに助けてもらいながらも
「伝えたい想い」を
今の自分に出来る精一杯で伝える。

これは出産してからも続けていきます!」

CASE4の彼女からは
力強い、こんな返信が届きました。

そう、彼女は今も歯科衛生士として
お仕事をしています。

絵本講師も、歯科衛生士も
どちらもする。

夢中をひらいても、「これだけ!」なんて
絞り込む必要はなくて。

あれも、これも。

それでいいと、わたしは思います。

さて、今日は

CASE5
「思い通りにならない人生、夢中をひらいたら35歳からの人生が思い通り過ぎる彼女」

というお話です。

∞・・・・・・・・・・・∞

「菱田さんのブログを一昨日見つけて、悩んだ末、メールしています。

1月、2月は満席ということなので、3月枠はありますか?

もしキャンセルが出たら1月、2月でも教えてくださるとありがたいです。」

2016年12月5日、彼女からのメールは届きました。

当時スマイルトレーナー(R)としての活動がメインとも言っても過言ではなかったわたし。

「魅力的な笑顔になりたい」

それが、彼女が最初に教えてくれた望みでした。

「悩んだ末」と書いてありますが、わたしのブログを
見つけて2日後にお申込みフォームに入力している彼女は

もしかしたら、認知してからお申込みまでのスピードは
史上最短なのでは!?と思います。

(わたしに会いに来てくださる方は2年読んでます。とか、
それこそますみさんは、5年間読んだ末に会いに来てくれました)

そんな彼女はわたしのところに3回通ってくれました。

(当時は自宅に招いてセッションを行うこともあったので、
彼女も我が家に来てくれたことがあります、)

とにかくね。

そのころの彼女は、一言で言うと「疲れて」いました。

人生が思い通りにいかないことに。

具体的に言えば、結婚したいけれど婚活がうまくいかない。

当時わたしが教えていたのは「笑顔」でしたが、笑顔ってツールに過ぎないのですよね。

彼女の話を聞きながらついつい婚活コンサルなのか!?みたいなアドバイスをしていたわたし。

だって「もったいない」って思ったから。

こんなにかわいらしくてこんなに一生懸命な彼女が

パートナーを望んでいるのにみつからないなんて、もったいない!

そうして彼女は

スマイルトレーニングを受けに来たはずが婚活についての話をひとしきりして、

2017年の春。卒業していきました。

きっとね、その後の彼女の話はいろんなところでも話しているのでご存じの方も多いかもしれません。

2017年から、
時計の針をすこし進めましょう。

時は、2019年3月31日。

わたしは、チャペルにいました。

一番後ろの席に座り、そしてスタッフの方に促されてスタンバイしたその位置は、
バージンロードのスタートライン。

両開きの扉がひらき、そして光に包まれて入場してきたのが、

そう、彼女でした。

人生にはありありと思い出せるシーンがいくつかありますが、

そのいくつかのシーンのうちのひとつ。

それが、この彼女の入場シーンです。

マーメイドラインのウエディングドレスに身を包んだ彼女は

とても堂々としていて、

そして本当に美しかった。

わたしは、にっこり笑って
彼女を送り出すつもりでした。

わたしは彼女の「婚活スイッチ」を2年前、たしかに押しました。

彼女はその後、金政ゆかにたどり着きそして一生懸命取り組んであっという間に彼ができました。

そして、2018年から手帳の会へ。

「プロポーズされたい」と話していた彼女は

数か月後プロポーズされ、

そして入籍し、

結婚式の日を迎えたのです。

初めて聞く方は
驚かれるかもしれませんが、

それらは全て、

「手帳に書いた通り」の日付でした。

(手帳の会ではこういうことが当たり前のように起こっていきます。)

チャペルの入り口で、彼女がこちらを向いたとき

わたしはもう、

涙を止められませんでした。

わたしは彼女にきっかけをプレゼントしたと思っていました。

怒っているいる彼女も

悩んでいる彼女も

笑っている彼女も

いろんな顔を見てきました。

でもね、ウエディングドレスを着た彼女を見て、わかったんです。

わたしこそ、彼女からたくさんのきっかけをもらっていたことに。

彼女から、いったいどれだけの
ものを与えられているのだろう・・・。

そう、気が付いたのです。

「女性が『なりたい自分』を描き実現できる社会を創る」

わたしが掲げているビジョンです。

それをまさに、叶えてくれた彼女。

彼女がわたしにくれた役割はベールダウン。

結婚式の司会をしているので、なんどもなんども繰り返し見てきたシーンです。

いつか、娘のときにすることがあるかもしれない、と思っていました。

でも、まさか36歳でベールダウンをするなんて。

目の前にいる、華奢な彼女。

その人生はわたしが知りうるだけでも「普通」の人は味わうことのない経験がたくさんありました。

そんな中で一生懸命「誰か」のためにすごした彼女がこうして「自分の幸せ」をちゃんと見つけて、つかんでいる。

そのことが本当にうれしくて

あの日、わたしは

子どもみたいに泣いたのです。

それからの彼女の話をしましょうか。

翌年、彼女は妊娠。
これを書いているときはあと数か月で出産、というタイミングです。

そして、マイホームの計画もどうやら順調に進んでいるようです。

そして極めつけ?は

妊娠中に彼女は

「方眼ノートトレーナー」にもなりました!

ものすごい、行動力。

そして、トントン拍子に
見えますよね。

でもわたしは知っています。

いまだに彼女がドキドキしながら新しい扉を開いていることを。

いっぱいいっぱいになったときはご主人の胸に飛び込んでいることを。

そう、彼女はもうひとりぼっちじゃない。

大切な人を見つけてそして仲間ができて、母になっていく。

きっとこれからもたくさんのシーンを共有しながら、

わたしは彼女の変化に
何度も泣かされるのだと思います。

あのとき、会いに来てくれて
ありがとう。

そして、

「彼氏ができました!」と

手帳の会に入ってきてくれてありがとう。

夢をかなえていく姿を近くで見せ続けてくれて、

本当にありがとね。

あなたは、わたしにとって、
特別な人です。

・・・・・・・・・・・・・・・・

これが

CASE5
「思い通りにならない人生、夢中をひらいたら35歳からの人生が思い通り過ぎる彼女」

というお話です。

いかがだったでしょうか?

クライアントさんの中でも
かなり長いお付き合いになる彼女。

書きたいことも
たくさんあるので、

すこしまとめるのに
時間がかかってしまいました。

印象に残ったところなどあれば

ぜひ感想をお寄せください^^

さて、明日の彼女も
けっこう長いお付き合い。

書きたいことがたくさんあるぞ!

そんな明日はCASE6
「ネガティブで依存体質な自分が嫌い!でも、夢中をひらいたら運命に導かれ始めた彼女」

というお話です。

どうぞお楽しみに。

それではまた、お便りしますね。

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