手帳を書けば、目標達成できる本当の理由とは。

手帳を書けば、目標達成できる本当の理由とは。

手帳を書けば、目標達成できる本当の理由とは。

「今年こそ!と手帳を購入したのに、数か月経つと真っ白に・・・。」
「手帳を書きたいな、とは思ってるんですけどなかなか続きません。」
この記事は、そんな方に特におすすめです。

手帳が続かない人の特徴。

ご訪問ありがとうございます。
手帳のGAKKO理事長、ライフスタイリングプロデューサーの菱田紗絵子です。

手帳の使い方講座や、コンサルティングをしていると、様々な方から「手帳を使い続けられません。どうやったら続きますか?」と質問されます。
実は、手帳が続かないと悩んでいる方には、ある共通点があります。

それはなにかと言うと・・・

「まじめすぎる」ということ。

そういう方に「手帳を見せていただけますか?」と聞くと、たいてい最初の方は張り切ってたくさん書き込んでいたりします。

わかります。

年始張り切っていただけに、だんだんと余白が増えていく手帳を見て、ついつい自分を責めてしまうのですよね。

でもね、手帳が続かない・・・と悩むのは、そもそもナンセンスだな、と思うのです。

手帳をなんのために書く?

まず考えて欲しいのは、「手帳をなんのために書くのか?」ということ。
「手帳を書く」という行為そのものは、本当の目的や目標ではありません。手帳を書く「目的」「目標」があるはずです。

たとえば、「ダイエットして、子どもの入学式にお気に入りのスーツで出席する」という目標があるとします。
「ダイエットの記録をつけてモチベーションを維持する」という目的で手帳を書こうと思ったのだとしたら、たとえ手帳が真っ白だったとしても、「ダイエットに成功!」という目標を達成していたならいいわけです。

つまり、手帳を書く、というのは、多くの人にとってはあくまで手段です。

もちろん「手帳が大好き!そもそも手帳を書くことが喜び」という方は手帳を書くことそのものが人生の目的だったり、幸せだったりする方もいらっしゃるかもしれません。

けれど、多くの人にとって重要なのは、

「手帳を書く」行為そのものではなくて、その先にある未来だと、わたしは思います。

ですので、まずは「なぜ手帳を書きたいのか?」「なんのために手帳を書きたいのか?」それを明確にすることをお勧めします。

あえて「書きたい」と書いたのには理由があります。

思い出してみて欲しいのです。
今の手帳を購入した時に、どんな気持ちだったのか。

きっと、少なからず「ワクワク」と心が動きませんでしたか?

この手帳と一緒に、来年は、これからはもっと素敵な自分になれるのでないか・・・、多くの方がきっとそんな期待、希望をもって購入したのではないでしょうか。

その初心をまず、思い出してみてください。

もし「なんのために」というのがまだ漠然としていたならば、それを決めることからおすすめします。

そしてそれが明確になったなら、次に考えることは「どうしたらその目標を手帳を使って叶えられるのか?」ということです。

多くの人の目標が叶わない理由。

2022年、パナソニックが年始に目標をたてた、10~60代男女300名を対象に実施したアンケート調査があります。
「今年はじめに立てた目標は、現時点ですでに達成しているか?」という質問に対して、「達成している」と答えた人は21.0%にとどまり、残り約8割(79.0%)の人は、新年に立てた目標を「達成していない」ことがわかったそうです。

また「今年はじめに立てた目標のうち、年内の達成をあきらめてしまった/あきらめかけているもの」がある人は56.7%となり、半数以上の方は目標をあきらめてしまった、という調査結果となりました。

なぜ、8割近くの人が目標を達成できないのでしょうか?

実は、人が目標を叶えられない最も大きな要因は、「忘れる」から。
おそらくこのアンケート調査を受けた多くの対象者は、「えーっと、今年の目標ってなんだったっけ?」と思い出すことから始めているはずです。

(ちなみにあなたは今年の目標、覚えていますか?)

手帳を正しく使えば目標達成できる本当の理由。

手帳を使えば目標が叶うのは、実は単純な理由です。
そう、「忘れない」から。

目標を達成するための行動を明確にして、それを予定としてスケジュ―リングする。手帳をみれば、「そうだった!」と思い出して行動できる。

それを繰り返しているうちに、自然と目標達成のための良い習慣が身についていきます。

だからね、「手帳を書く」ことを目的にしないで欲しいのです。手帳のマンスリーページ(月間の予定を書くページ)の余白に、大きく今月することを書いて、毎日それを見てできたらマルをつけていく。

あれこれ書き込むのが得意じゃない方は、まずはそこから始めてみてください。

ライフスタイリングでもお伝えしていますが、「できた」という記録を積み重ねることで、行動が加速していきます。

できなかったことに目を向けなくてOK!「できた」を重ねていきましょう!

おすすめ書籍。

「それでも、書けなかったページが気になっちゃうのです。」という方には、こちらの書籍がおすすめ。ここゆる手帳開発者のMiyuさんによる、『モヤモヤを手放して、本当の自分を取り戻す よはく手帳術』。

「書けなかった・・・」とネガティブにとらえていたはずのよはくが、きっと「あってよかった!」と生まれ変わりますよ。

最後に、繰り返しになりますが大切なことなのでもう一度お伝えします。
「手帳を書く」ことは、あくまで手段です。

あなたは、何のために手帳を「書きたい」ですか?

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