手帳を書けば書くほど幸せになれる?

手帳を書けば書くほど幸せになれる?

手帳と幸せってなにか関係ありますか?

手帳を書くと幸せになれる、と聞いて、あなたはどのように感じますか?
「そうですよね。」と思う方もいらっしゃれば、「ん、どういうこと?」と感じる方もいるかもしれません。

結論から言えば、手帳を書いたから幸せになれるわけではなくて、「幸せになれる手帳の書き方がある」という方が正確です。
というわけで、今日は「幸せになれる手帳の書き方」について、ポイントをご紹介します。

幸せを運ぶ、PDCAサイクル。

書くほどに幸せになれる手帳のポイントとは、簡単に言えばPDCAサイクルが回っているということ。
手帳を使って未来を計画(PLAN)し、その後実行(DO)し、それを確認(CHECK)し、次に生かす(ACTION)。
これが、紙の上で見える化されていることに、とても意味があるのです。

近年「幸せ」になるために重要だと言われている要素の一つに、「自己効力感」があります。
自己効力感は、カナダの心理学者アルバート・バンデューラによって提唱された概念です。成果を出すために必要な行動を「自分が遂行できそうかどうか」という自分への自信のことを、自己効力感と呼びます。

そう、つまり簡単に言えば「自己効力感」=「自信」ですね。

自信があれば、新しい一歩を踏み出すことが簡単になる。
これは誰にでも納得できるのではないでしょうか?

自己効力感の高め方とは?

自己効力感を高めるに、とても有効な方法のひとつに、「小さな成功体験を積み重ねる」というものがあります。
ここで重要なのは、積み重ねるのは決して「大きな成功体験でなくてもいい」ということです。
例えば「朝起きる」とか、「歯を磨く」なんていう当たり前のことでも、自身が「成功体験」だと認識することが出来れば、自己効力感は高まります。

こんな話を聞くと、こんなふうに感じる方もいるかもしれません。
「・・・毎日歯を磨いているけれど、別にそれで自信がついている気はしないけど。」

そうなのです。「ただ行動する」だけでは、実はちょっと足りない。
小さな成功体験を積み重ね、自己効力感を高めるためにはちょっとしたコツが必要です。
いくつか方法はありますが、今日ご紹介するのは、誰でも挑戦しやすい方法。

それは、「紙に書いて、行動し、やったことを認識すること。」
手帳に書いて、実際に行動し、やったらそのスケジュールにマルをつけたり、わかりやすく赤ペンで消し込んだり。

そうすることによって「今日もできた!」「こんなにできた!」と「できたこと」が見える化され、自己効力感がどんどん高まっていきます。

当たり前のことこそ、書いていこう。

手帳を使って夢や目標を叶えよう!と思うと、ついつい大きなことを書いてしまったり、自分のキャパ以上にタスクを詰め込んでしまったりしませんか?

そうやって「できないこと」「できなかったこと」が手帳の上に増えていくと、すこしずつ手帳をひらくのが億劫になってくるのですよね。

だからお勧めしたいのは、「当たり前のことこそ、予定として書く。」ということ。朝起きる、食事の支度をする、子どもを送る、など「今現在も当たり前のようにしていること」こそ、手帳の上に見える化することで、日々の時間の使い方がより鮮明に見えてきます。

時間は命。
手帳を書くことは、目的ではありません。
大切なのは手帳を使うことで、あなたのエネルギーが上がること。エネルギーがあがると、人は軽く次の一歩を踏み出せるようになります。

ぜひ、手帳に「当たり前」をスケジューリングしてみてくださいね♡
それが、手帳を書いて幸せになる、はじめの一歩にきっとなります!

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